アナログチェキとデジタルチェキそれぞれの比較

アナログとデジタルの違い!ニーズはどっちにある?

デジタルカメラ(デジカメ)の「同じ写真を何度でも撮り直しができる」機能は、これまで専門家や趣味人からのニーズが主だったカメラを一般の人にも気軽に使えるようにしてくれました。そういった意味では、カメラのニーズはデジタルにあるといっていいでしょう。
でも、デジタルに親しんだ今だからこそ、アナログが愛される。そんな時代になってきています。
そのけん引役、1998年に登場したチェキに再注目が集まっています。

アナログチェキの魅力

チェキといえば、撮ったその場で写真がすぐに見られるプリント機能と、難しい操作のないシンプルな操作性が人気のカメラ。そんなアナログチェキの魅力はやはり、写真がその場ですぐにプリントされることです。
デジカメで写真を確認中に、操作を間違えて撮った写真を消してしまう経験は、カメラ初心者にありがちな失敗です。でもアナログチェキなら、確認はプリントアウトしてからなので切り取った一瞬がなくなる心配がありません。また、そのアナログな風合いがアートな感性を持つ人の心を強く掴んでいます。

デジタルチェキの魅力

そんなチェキが、時代の変移とともにデジタル機能を持ちました。̻SQUAREシリーズというデジタルチェキの魅力は、アナログチェキの魅力である「その場でプリント」を引き継いだままデジカメの特徴である撮った写真の確認・撮り直しができること。より魅力的な1枚を、試行錯誤して何回でもやり直せます。イマイチな写真をプリントしてフィルムを消費するデメリットが、このデジタル機能でなくなりました。

チェキを使って思い出のネタ作り!おしゃれなチェキなら楽しさも上がる

チェキというカメラのもうひとつの魅力は、プリントされた写真の特徴的な余白に書き込みをする楽しさです。撮った日付と場所を書いたり、写ったメンバーで寄せ書きを入れたりと、写真だけではない思い出を残すことができます。撮ってすぐにプリントするからこそ、その時の雰囲気をそのまま残しておけるのです。
さらにデジタルチェキなら、バルブ撮影や二重露光などの特殊効果撮影もできるのでさらに素敵でおしゃれな写真が思い出になります。

チェキのニーズは思い出を残すだけではない!

デジカメの台頭によって埋もれたチェキが再注目されたのは、インスタグラムをはじめとするSNSへの活用という新たな道が拓かれたからでしょう。
風景を撮影したチェキプリントを同じ風景に重ねて撮影する「フォトinフォト」はSNSで人気の撮影法で、思い出作りだけではなくアートとしてチェキの可能性を広げています。
また、メッセージカード代わりにチェキをプレゼントや招待状に添えるのも特別感を演出できる使い方です。自分の思い出だけでなく、贈る人への思い出を作るのにもチェキは活躍するのです。

デジタルチェキはデータを保存できます

アナログチェキはたった1枚の特別な写真を残すことができるのが魅力ですが、デジタルチェキは撮り直しができるだけでなく、撮影データを保存しておくこともできます。
記録メディアは内蔵メモリのほかにmicroSD/microSDHCメモリーカードが使用でき、内蔵メモリに保存できるのは写真が50枚と動画が30秒、SDカードは1GBあたり約1,000枚もの記録が可能です。納得いくまで撮影して、選び抜いた1枚をプリントできるというわけです。

保存したデータは思い出を最高の形で残せます

さらにSDカードに保存した画像データは、パソコンやスマートフォンに取り込んで更なる加工を施すことができます。より魅力的になった写真をSNSでシェアするのも、デジタル機器ならお手の物。
チェキの持つアナログの味わいをそのままに、デジタルが浸透した現代だからこそ可能になった技術で磨きをかけた最高の1枚を残すことができるのです。

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