goproの防水はどこまで可能なのか?
GoProの防水性能はシリーズによって異なります。HERO7シリーズ、HERO (2018)、HERO6シリーズ、HERO Session、HERO4 Session、HERO5 Sessionは最大水深10mまで、Fusionは最大水深5mまで本体のみでも耐えられます。それよりも前のシリーズを水中撮影に使いたいときや、さらに深い場所で撮影したい場合はハウジングと呼ばれる専用の防水ケースが必要になります。性能の高いハウジングを使えば、最大で水深60mまで潜って撮影が可能です。
水中でもgoproはきれいに写るのか?
地上と同じように、水中でも臨場感あふれるきれいな静止画・動画が撮影できます。しかしGoProで水中撮影をすると、写真や動画が全体的に青みを帯びて写ってしまいます。これは「青かぶり」「色かぶり」などと呼ばれる現象で、水の中を進む光からだんだんと色が抜けていき、最後まで残る青色が反映されることから起こります。水中撮影に特化したカメラではこの青かぶりに補正がついたものもありますが、様々な場面で活躍することを想定しているGoProにはその機能は残念ながら未実装です。
肉眼で見たままを記録するのであれば青かぶりをそのままにしておいてもいいのですが、せっかくですから美しい被写体を美しく残したいですね。レンズを覆う水中撮影用のフィルターがあるので、そちらを使うと青かぶりを軽減してくれます。
水中で使えるgoproのアクセサリーを知ろう
本体ひとつで水中での撮影が可能なGoProですが、アクセサリを使えばその利便性はさらに向上します。その最たるものが防水ハウジングケースです。GoPro専用の防水・防塵ハウジングケースなら、水深40mまで潜っても大丈夫。スキューバダイビングのお伴に欠かせないアクセサリです。
また、アングルが自在なぶん姿勢が不安定になる水中での撮影ですから、マウントというカメラを固定するアクセサリが大活躍します。これはカメラを固定するためだけではなく、近づくとすぐに逃げてしまう警戒心の強い魚を撮影したり、被写体に自分の影が写ってしまわないようにカメラを遠ざけて撮影するのにも使える優れものです。
大事なアクセサリといえば、予備のバッテリーを忘れてはいけません。とくに水中の撮影は、撮影の途中にちょっと充電器を繋げて……などと気軽にはできないものです。バッテリーが切れて撮影ができなくなる前にバッテリーを交換できるよう、充電済みの予備バッテリーは常に持っておきたいですね。
そのバッテリーですが、実は連続で使い続けると熱を持つという特性があります。これは寒暖差があってもカメラを動かすための機能が作動するためで、故障ではないので安心してください。しかし1点、注意することがあって、それはバッテリーが熱を持つことによってハウジングの中やレンズが曇ってしまうこと。故障の恐れはありませんが、撮影に際して白く濁ったような画面になってしまいます。回避する手立てとして吸湿シートをハウジングの中に入れると曇りにくいので、できればハウジングとセットで手に入れたいアクセサリです。GoProからの正規品も出ているのでチェックしてみてはいかがでしょうか。
それから、上で少しご紹介したフィルターもあると便利なアクセサリです。フィルターを着けて撮った写真とそのままの写真、比べてみれば一目瞭然の違いがあります。ハウジングやマウントと違い必須のアイテムというわけではありませんが、より美しい作品を作り上げたいなら、持っていて損はないアクセサリです。
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