この記事ではAppleWatchの心拍数計測について紹介します。
AppleWatchには自分の心拍数を計測してくれるアプリが標準装備されています。自身の体調を管理するうえでとても役に立つ機能ですね。この心拍数計測はAppleWatch最大の強みの1つといっても過言ではありません。あとで詳しく説明しますが、計測してくれる心拍数の種類もいくつかあり、状況に応じた計測をしてくれるので非常に便利です。
AppleWatchで計測できる心拍数の種類や、確認方法を調べてきたので見ていきましょう。
心拍数を確認する方法
心拍数を確認する方法はとても簡単です。
AppleWatchのもともとダウンロードされているはずの心拍数アプリを開きます。
たったこれだけです。アプリを開いた瞬間現在の心拍数も自動で測定してくれますし、スクロールすると安静時や歩行時の心拍数も確認できます。特に特別な操作は必要なく、AppleWatchを装着しているだけで自動で常に計測されるので非常に便利です。
BPMとは1分間の鼓動の数のことをあらわしています。このBPMの数値を比較して正常かどうかなど、自分の体調をしるうえでの判断材料として使われます。
しかし省電力モードに設定している場合は機能しないので注意しましょう。
確認できる心拍数の種類
AppleWatchで確認できる心拍数は全部で5つあります。
計測できる種類の多さに僕も最初驚きました。様々なシーンごとに計測してくれるおかげで、自分の体調を管理していくうえで非常に参考になる情報を収集してくれます。順番に1つずつ説明しますね。
1 現在の心拍数
これは名前のとおりです。
現在のあなたの1分あたりの心拍数を測ってくれます。これはアプリでいつでも確認できます。最初アプリを開くと画像のように自動で計測を開始してくれ、数秒〜10秒程度で結果を出してくれます。正常の人は安静時でだいたい60〜100の範囲で収まります。自分の体調を知る目安として参考にしてみて下さい。
2 安静時心拍数
これも名前の通りですね。
自分が静かにじっとしている時の心拍数です。AppleWatchをつけているとアプリを開かなくても自動で常に計測してくれているので、安静時の心拍数も勝手に測ってくれます。
人間の心拍数は睡眠時が一番低いと言われており、AppleWatchをつけて寝ると低い数字が計測されると思います。歩行時などよりも低くなるはずなので、目安として参考にしてみて下さい。
3 歩行時の心拍数
はい。これも名前のとおりです。
あなたが歩いている時の心拍数の平均を測ってくれます。
安静時よりも少し高い数字が検出され、だいたい80〜120ほどに収まると思います。
しかしこれはその日に歩かないことには計測されないので、全く歩かない日は下の画像のように値が表示されません。値が表示されないからといってバグが起きたと勘違いしないよう注意しましょう。
4 ワークアウト心拍数
ちょっと分かりづらいですね。ここからは少し応用した使い方になってきます。
ワークアウト心拍数とは名前の通り何かしらのワークアウト、つまり運動、トレーニングをしている時の心拍数です。AppleWatchにはワークアウトアプリがあり、それと連動して測ります。画像のように様々な種類のワークアウトの中から、自分が行う種目を選びタップするだけで自動的に計測してくれます。ワークアウトの種類にもよりますが、安静時や歩行時よりも高い数値が検出されるはずです。人によっては200を超える数値が検出されることがあります。
5 回復心拍数
これも少し分かりづらいですね。
要は運動後の心拍数を測るのですが、運動時の高い値の心拍数から正常なレベルの心拍数まで戻るのにどれくらいかかるか、どのくらいのスピードで回復するかを知るための計測です。式にすると以下のようになります。
回復心拍数=運動時の心拍数−運動後の心拍数
普段から運動をしている人は回復が早いため数値が大きいですし、逆に運動をあまりしない人の場合は回復するのに時間がかかり数値も小さい場合が多いです。
心拍数アプリが命を救う!?
なんと実際に、AppleWatchの心拍数計測のおかげ命が救われたという人がたくさんいます。海外でもたびたび話題になっていましたね。その海外の例を1つお教えします。
AppleWatchは異常な心拍数を一定時間検出すると通知で知らせてくれます。体調に何も違和感がなく最初は心拍アプリの不具合かと思っていたそうですが、念のため病院へ行き診断してもらったそうです。するとなんと心拍異常やそれに関連する症状が起きていたそうです。さらに検査を進めると心臓発作の兆候があることが確認されました。AppleWatchの心拍数計測が早期発見に繋がり、改善や予防にコミットしたのです。
命を救われるというと少し大袈裟かもしれませんが、実際にこのような事例が多く報告されているのも事実です。心拍数を知ることは自分の健康管理だけにとどまらず、命の危険も知らせてくれるのです。
まとめ
以上AppleWatchの心拍数の紹介でした!
自分の健康管理や健康維持に非常に役立つ機能をもっています。うまく活用すれば自分の体調をコントロールしていくうえで1つの目安にもなりますし、効果的なトレーニングを行うための参考にもなります。
簡単に確認できますし、自身の体調を知るうえでとても重要なことなので空いた時間があれば自分の心拍数をぜひ確認してみて下さい。
コメントを残す