ここ最近、VPNの利用者が増えているのをご存じですか?海外から日本のウェブサイトにアクセスする際にブロックがかかってしまうことがありますが、これはサイト側が視聴のアクセス地域を限定しているからです。もちろん、一般的には通常通りにウェブサイトやYoutubeなどにアクセスすることはできます。しかし、近年のサイバー犯罪に影響を受け、安全性への危惧が高まっているのは確かでしょう。
VPNとは公共のネットワークを使い、セキュリティの高いプライベートネットワークとして利用する画期的なサービスです。日本でもかなり以前から企業が採用しており、現代では個人単位の使用も増加しています。実際、個人のインターネット利用率も約8割となっており、VPNへの関心も高まっていることが容易に推測されます。ここでは、改めてVPNの利点を振り返りながら、VPNの利用者が増加している背景についてご紹介しましょう。
ネットワーク上の安全を確保する人が増えている
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日本のみならず、世界中でネットワーク上の安全に対して何らかの不安を抱いていることがわかっています。数十年前までは騒がれていなかった「サイバーセキュリティ」がついには社会現象へと発展し、現代ではユーザーの被害を阻止するための対策がさまざま講じられています。
例えば、近年では米国でセキュリティの弱いサーバーを狙うといった悪質な犯罪が起きています。FBIがサイバーチームを形成して、徹底的に調査に乗り出していますが、こういった問題は年々増え続けるばかりです。現場ではプロとプロとの「いたちごっこ」のような厳しい状況となっています。
また、身近な例を挙げれば、Eメールに限りなく送られてくるフィッシング詐欺やなりすましなども問題になっています。これは時々ではなく、日常的に繰り返されている行為であるため、いつウイルスに情報を奪い取られてしまうか気が気ではないでしょう。目に見えない行為だからこそ、ネットワーク上の安全を確保したいと考える方が増えているのです。
コストよりも信頼ある安全性の高いサービスを選ぶ
前述の米国のケースを良い例に、日常的に攻撃してくるサイバー犯罪が後を絶ちません。私たち一般人には理解するのが非常に難しいネットワーク上のトラブルは、やはり信頼あるVPNサービスで撃退するのが一番の得策でしょう。
ここで、ネットワーク上のあらゆるトラブルを考えた末に、ただサービス単価の安いブランドを選んでしまうのは、リスクが高いと言えないでしょうか?
現代では自宅のパソコンより、スマホやタブレットといったモバイル機器でアクセスする時間の方が断然多いです。簡単にインターネットにアクセスできる時代であるからこそ、より強固なブロックを搭載する「プライベートネットワーク」が必要なのです。そうなると、ユーザビリティやサービスにおけるユーザー評価をしっかりとチェックすることが大事になってきますよね。
ユーザーとしてはできるだけVPNでのコストを抑えたいでしょう。その結果、料金の安いサービスに流れてしまうこともあると思います。しかし、前述した米国の被害を考慮すれば、やはり月々のコストだけを優先してしまうのは心配です。このように、技術の行き届いたサービスを選ぶためには、月々に発生する料金よりも「安全性」を重視した信頼の高いブランドを選ぶことが大切です。
海外からのアクセスには欠かせないサービス
VPNは海外から日本のウェブサイトやYoutubeにアクセスるのに必要なサービスでもあります。例えば、海外に住んでいる方で、学業や仕事で日本の特定のウェブページにアクセスしなければならないこともあるでしょう。いつも通り、情報検索をし、お目当てのサイトをクリックしてみると「お住まいの地域からはアクセスできません」と表示がでる場合があります。このような場合にVPNが必要になってくるわけですね。
企業の方針やサービスタイプによって、居住地に限りを設けてアクセスを規制することがあります。これはサイト運営側がセッティングする一種の防衛手段となりますが、その国に住んでいれば問題なくアクセスできます。ですので、純粋にお目当ての国にプライベートネットワークをつなげれば問題なく情報を見ることができるのです。
まとめ
VPNは、企業・個人にかかわらず、世界的に利用されているプライベートネットワークのことです。一般のネットワークを使い、より強固なセキュリティを実装することでハッキングやフィッシング詐欺、なりすまし詐欺といった犯罪を防ぐことができます。料金体系だけでサービスプロバイダーを決定するのではなく、実際のサービス内容、カスタマーサービスの充実度、ユーザビリティ、信頼性といった項目に着目して、自分にベストなVPNサービスを見つけましょう。
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