日本では長年競馬が人気を集めており、多くの人が楽しんでいます。そして、最近ではオンラインブックメーカーが誕生したことにより、多くの人が海外レースにベットしたり、ライブ競馬ベッティングを楽しんだりするようになりました。
しかし、海外レースとは異なる日本のレースは根強い人気を集めています。では、日本の競馬レースにはどのようなコースが用意されているのでしょうか。
この記事では、日本の競馬コースについて紹介していきます。
平場競走
平場競走は、日本の競馬の中で最も古く、最も伝統的な競馬のことを指します。競馬といえば、平坦なコースで、決められた人数の騎手が馬を走らせるというものです。ルールはいたってシンプルで、最初に鼻面を通過した馬がチャンピオンとなります。
JRAが主催する平地競走は、東京大賞典を除き、ほとんどがJRAの主催で行われています。
このほか、大阪杯、クイーンエリザベス2世カップ、スプリンターズステークスなどもGⅠレースとして知られています。
平場競走は、競馬をよく知らないという人に向いている、入門レベルのレースだと言われていいます。
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ジャンプレース
その名が示すように、ジャンプレースは基本的に障害物競走であり、競馬に慣れた人にとってはよりエキサイティングなものとなっています。しかし、ジャンプレースは賭け方が難しいため、日本では平地競走に比べると人気がない傾向があります。しかし、ジャンプレースにも大きなレースが多くあります。
例えば、毎年4月に中山競馬場で開催される「中山グランドジャンプ」は、ジャンプレースの中で最も大きなレースとして知られています。このレースは全長4,250m、4歳以上のサラブレッドで行われています。
このレースの賞金総額は約1億4,266万円で、世界で最も高額な競馬レースの一つとしても有名です。
1999年に開催された中山グランドジャンプは、海外からの参加も可能です。
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ばんえい競馬
日本競馬の「パワーレース」とも呼ばれるばんえい競馬は、日本競馬の中で最も複雑な競馬であり、面白い展開になることが期待されています。
ばんえい競馬は、他の2つの競馬と異なり、騎手が直接馬に乗るのではなく、輓馬がそりに乗って、砂上の楼閣を上り下りするのが通例です。
また、ばんえい競馬は帯広にある北海道競馬場でしか開催されない、非常にローカルな競馬です。十勝地方に位置する帯広は、信じられないほどの低温で知られ、マイナス20度という低い気温の中で馬は走らなければならず、レースの難易度をさらに高めているのです。
ばんえい競馬の馬は、通常の競走馬の2倍ほどの大きさで、走る距離も200mと短いことが特徴です。
ただし、気温が低いため、ギャンブル好きにはあまり人気がありません。
これが理由で、これまで多くの競馬場が閉鎖に追い込まれてきました。なかなか参加するのが難しいレースですが、一度挑戦してみるのもおもしろいでしょう。
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