骨伝導イヤホンの音質はどうなの?使用歴1年の感想つき。

骨伝導イヤホンの音質はどうなの?使用歴1年の感想つき。

音楽を聴きながら、ランニングをしたり家事をしたりすると気分があがります!毎日がグンと楽しくランクアップしますよね。

そんな生活のシーンで、使い勝手がいいのが骨伝導イヤホンです。

普通のイヤホンと違って、耳を塞がないので、周囲の音も聞こえてとても便利!

でも普通のイヤホンと比べて、音質はどうなのでしょうか?実際に骨伝導イヤホン利用歴1年のわたしの感想とともにお伝えします。

1年、骨伝導イヤホンを使いまくった感想

骨伝導イヤホンの音質はどうなの?使用歴1年の感想つき。

わたしは1年ほど骨伝導イヤホンを使っています。ウォーキングやランニングのときに音楽を聞きたくて買ったのですが、今ではYouTubeを見たり、家事をしながら聞いたりと日々活躍しているんですよ。

何がいいって、周囲の音が聞こえるんです!(当然だけど)

なので、ウォーキングですぐ横を車や自転車が通り過ぎるときにも、音が聞こえるので本当に助かります。普通のイヤホンよりも断然安全です。聞こえますから。

それに普段家で使うときにもかなりメリットがありますよ。

音楽を聞きながら家事をしながら、さらにちゃんと子供の様子を耳でうかがうこともできるんです。だから、一石三鳥くらいに使えてます。

では気になる音質はどうなのでしょう?

音質を知るために、まず骨伝導イヤホンの仕組みについてみていきましょう。

骨伝導イヤホンとは?

骨伝導イヤホンの音質はどうなの?使用歴1年の感想つき。

普通のイヤホンは、鼓膜を震わせて音が聞こえる仕組みですよね?耳に入れたイヤホンから音が出て、わたしたちは鼓膜から音を聞いています。

一方この骨伝導イヤホンは、装置で頭の骨を震わせて、耳の奥の蝸牛(かぎゅう)や聴覚神経に直接作用するものです。そんな仕組みでも音が聞こえるんですよ!

骨伝導イヤホンのくわしいシステムについては、こちらの記事を参考にしてください。

【2019】おすすめの骨伝導イヤホンをご紹介

骨伝導イヤホンの音質の感想は?

骨伝導イヤホンは、鼓膜は必要がないため耳の穴塞ぎません。なので周囲の音をしっかりと聞くことができるのです。ただ音質に関しては、骨を振動させて変換された音ですから、やはり一般的なイヤホンと同じというわけにはいきません。

こちらではわたしが実際に使ってみた2機種についての感想をお伝えします。(値段はどちらも2020年5月現在になります。)

Z8の場合(5000円代機種)

骨伝導イヤホンの音質はどうなの?使用歴1年の感想つき。

1年ほど使っているのはこちらのZ8という機種になります。

Z8の音は、ビンビンと音割れがして音質は、そこまで良いとは言えません。

でも、とりあえず聴ければよいという人には十分です。YouTubeなど人の音声では特に違和感はありませんし、運動しながら聴けるというだけでも感動して使っていました。

音楽の音質を求めてしまうと、ステレオも感じられませんし、ただ聴けるといったシロモノになるかと思います。クオリティを求める人にはちょっときついかなあ。

Aeropexの場合(18,000円代の機種)

骨伝導イヤホンの音質はどうなの?使用歴1年の感想つき。

こちらはAfterShokz社の『Aeropex』を購入しました。

AfterShokz社は骨伝導イヤホンの大手メーカーと聞いて、ちょっと値段は張りますが最新版の『Aeropex』をセレクト。

音質も追求しており、アスリート向けに開発されていることもあり、つけ心地にもこだわりがあります。

これを使用してみたところ、Z8とは全然音が違います!

音が柔らかく音割れも少なく(大音量にすると割れます)、ステレオ効果もしっかりと感じられ、走りながら聴き入ってしまいました。電源を入れると、「アフターショックスです」と日本語の女性の声で音声案内が入るのですけど、その声が耳元ではなく立体的に、ちょっと離れたところから聞こえるのが印象的でした。ちなみにZ8では、英語で耳元で急に「Ready to pair」と聞こえるのでびっくりします。

ただ、低音部はちょっと薄いです。ズンズンと耳を塞いでいないこともあるのでしょうけど、重低音が響くことはないので、ハイレゾイヤホンのような聞き応えを求めてハードルを上げてしまうと、さすがに及びません。

でも、普通のイヤホンレベルでしたら十分負けていないぞ、これは!という感想です。

音質にこだわっているメーカー

骨伝導イヤホンの音質はどうなの?使用歴1年の感想つき。

画像引用:https://aftershokz.jp

では、骨伝導イヤホンで音質にこだわっているメーカーをご紹介します。

Boco株式会社

骨伝導イヤホン業界でも特に名前が上がるこのBoco社。創立メンバーがあの!SONYのオーディオ事業部で開発・設計を行っていた人たち。2017年に行った世界最小で、ハイレゾ級を誇る骨伝導イヤホン『EarsOpen』のクラウドファンディングを行い、当時の日本における最高金額である1億円以上を集めました。

AfterShokz社

先ほども少し書きましたが、2011年から骨伝導技術に専念している骨伝導イヤホンの大手企業です。専属メーカーだけあって、中高音の品質と、振動を抑えた技術は確か。

特にアスリートに向けた商品開発に力を入れており、多くのアスリートからの声を取り入れて製品化しています。

音質の良い骨伝導イヤホン3選

AfterShokz社 『Titanium』

こちらは36gとAeropexより10g重くなりますが、わからない程度ではないでしょうか。他社製品と比べてもかなり軽いと思います。カラーもきれい。音質や音漏れをそこまで追求しなければぜんぜんOKです。

骨伝導イヤホンの音質はどうなの?使用歴1年の感想つき。
AfterShokz AfterShokz TITANIUM キャニオンレッド 骨伝導ワイヤレスヘッドホン AFT-EP-000010
created by Rinker

AfterShokz社『Aeropex』

AfterShokz社のフラッグシップモデル。わたしが現在使用しているものがこちらです。
音質の良さはもちろん、音漏れも従来品より50%カットしており、さらに小型化軽量化されているからスタイリッシュに音楽を楽しむことができます。それにめちゃくちゃ軽いのでつけているのを忘れるくらいですよ。

骨伝導イヤホンの音質はどうなの?使用歴1年の感想つき。
AFT-EP-000011 アフターショックス 骨伝導ワイヤレスヘッドホン(コズミックブラック) AfterShokz Aeropex
created by Rinker

Boco社

Boco社のクリップタイプ&ケーブルつきの骨伝導イヤホンです。耳に引っ掛けるタイプなのが特徴。クラウドファンディングで話題のものは現在開発中です。

骨伝導イヤホンの音質はどうなの?使用歴1年の感想つき。
BOCOブルートゥースイヤホン 骨伝導 earsopen BT-5 CL-1002 【SS4589789170211】
created by Rinker

まとめ

骨伝導イヤホンの音質について、ご紹介しました。

安価な骨伝導イヤホンでも、作業をしながら、または会話を楽しみながら聴く分には十分な音質だと思います。でも音楽を少しでも良い音で楽しみたい方には、音質にこだわったメーカーの機種が良いでしょう。

とはいえハイレゾイヤホンには及びませんので、ぜひ使う場面で使いわけて選んでみてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です